うまなり

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乗馬4級コース(10日間)

2022/0710更新

2019年、乗馬クラブを選び際には、自宅からマイカーで行ける乗馬クラブを対象としていたのだが、マイカーを廃車したことから、対象範囲を広げざるを得なくなった。

また、そろそろ乗馬を頑張っていた証が欲しいと思っていたところ、未経験者でも10日で乗馬4級が取得可能であるという美味しいコースを見つけた。

なかなか電話がつながらず、ダメだったら他を探そうと思っていたところ、運よく電話がつながり、10日間で4級を目指すことになった。

【4級コースのスケジュール】

  • 1日目:受付、馬学講習、筆記対策講習、騎乗
  • 2日目~9日目:騎乗
  • 10日目:騎乗、実技試験、筆記試験

1日目 目線が重要

筆記試験の出題範囲と説明を受ける。

レッスンでは、常歩、軽速歩、速歩で輪乗りを練習した。

馬は、全く動く気配がなく、こういう場合、過去の経験から、「蹴る」のであるが、インストラクターからは、そんなことして動く筈がないと怒られてしまった。

乗馬クラブによって、馬もインストラクターも異なるので、分かってはいたものの、物凄く面食らってしまった。

また、これまでにも、色々なところで、目線については、指導を受けていたと思うが、今回改めて、意識出来たことだけでも、4級コースを受講した甲斐があった。

インストラクターの指示

  • 馬は、いろいろな人を乗せるが、人によって、「進め」の合図が異なるので、自分の「進め」を理解してもらう必要がある。
  • 圧迫、鞭で十分伝わる。
  • 強く蹴ると、馬は、蹴られなければ動かなくて良いと理解する。
  • 馬の動きを座骨で感じること。
  • 反動が馬の動きの大きさを表すが、反動が少ないにも関わらず、軽速歩で、無理に腰を上げている。立つのではなく、反動を抜くこと。
  • 近い地点を目標として指示しても、馬は動かないので、騎乗者は、進む目標へ向けて扶助を行うこと。
    (例)A地点で、B地点を見て圧迫、B地点に着いたらC地点を見て圧迫、この繰り返しだけであり、扶助は、常に行う必要はない。

2日目 未経験者でも10日間でOK

未経験者でも10日間で4級を取得を目標とするコースであり、2日目に駈歩の練習は行わないとのことであったが、自分の場合、乗馬経験者だったので、2回目から駈歩の練習を行ってくれた。

インストラクターから、矢継ぎ早に色々指示が出され忙しかったものの、駈歩の練習ができとても楽しかった。

やはり駈歩をマスターできていないので、駈歩の練習があると乗馬の練習をした気がする。

インストラクターの指示

  • うまく扶助できたから、次回もうまくいくと思わないこと。
  • その都度、その都度で、馬の状況に応じて扶助を出すこと。
  • 脚を使って、馬が反応しなければ鞭、それでもダメなら、脚と鞭を同時に使うこと。
  • 脚の扶助に反応しない場合は、すぐに鞭を使わないと、馬は理解できない。
  • 馬によって、左周り、右回りの得意、不得意があるので、見極めて扶助すること。
  • 内側に切れ込んでくるのを、脚で押し戻す前に、前進させてから蹄跡へ戻す。
  • 前進気勢が不足して状況では、何もできない。
  • 馬にとって、脚は前へ進めの合図。前進気勢により脚が変わる。
  • 前進気勢があれば、常足で脚を入れるだけで、速足になり、速足の推進力がある状態で、脚を入れれば駈歩になるので、前進気勢を維持すること。
  • 常歩は、休憩ではない。常歩で、脚や鞭の反応を見極めること。
  • 順調に進んでいっている時は、扶助に関係なく馬が勝手に動いていると疑うこと。
  • 強い扶助を覚えてしまうと、それが基準となってしまい、騎乗者が疲れてしまうので、常歩の時に、軽い脚の扶助を覚えてもらうこと。

3日目 部班練習

同じ4級コースの人と部班。

総合鞍が残っておらず、はじめての障害鞍で騎乗したが、予想以上に乗り易かった。

馬場は、馬が滑って転ぶのではないかと心配になるくらいの泥沼。

インストラクターの指示で、馬場を1周したり、半周したりするのであるが、馬場がドロドロで、馬も隅角では滑りそうになるし、馬の間隔のコントロールも、馬場が渇いた状態であれば、それほど気にならなかったと思うが、とても緊張した。

 

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常足では、次の運動(軽速歩)のための準備は出来ていたと思うのだが、インストラクターからは、準備不足と指摘された。まだまだ、前進気勢が不足していたようだ。

泥沼を不安に感じたのか、脚での圧迫に対する反応の確認については、ほぼ忘れてしまっていた。このあたりのことを踏まえて、準備不足といっていたのであろうか。

駈足発進は、1度失敗したものの、すぐに停止させリカバリすることができた。

レッスンを受けれたのはよかったが、馬場の状態が悪すぎ。

クラブには、馬場が2面あるが、今まで行ったクラブの中では、どちらも水はけがいちばんよくない。

 

インストラクターの指示

  • 前の馬を見て、スピードやコースをコントロールすること。
  • 前進気勢がなく、軽速歩、駈歩の準備が不足している。
  • 駈歩で、体をあおって推進しようとしているでやめること。

4日目 いいところなし

4級ライセンスコースに挑戦して、はじめて、得るものがなかったというか、対応できなかった感じでレッスンが終了した。

馬に自分の扶助を覚えてもらう前に、レッスンが始まってしまい、前進気勢を維持することができなかったと思う。馬とのコンタクトが簡単にできるのであれば、既に4級は取得できているから、出来ないのが当然なのだが・・・。

前進気勢が不足している状態で、行先方向の指示をしたためか、手前変更の際に、途中で止まってしまった。また、目線は、A地点またはB地点に置かなければいけないのだが、曲がる方向の手許近くを見てしまっていたことも、影響したようだ。

目線が下がると、騎座の姿勢が悪くなってしまい前進気勢を奪ってしまうことにもなるので、要注意だ。

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インストラクターからの指示

  • 鞍の後ろに乗り過ぎており、馬は前で乗った方が動きやすいので、もう少し鞍の前の方で騎乗すること。
  • 鞍の前方に乗っても、手綱は短く持って、肘を引き、胸を開く感じで騎乗すること。

5日目 次のステップへの見極め?

5回目で、次の段階へ進めるかどうか駈歩の見極めが行われるらしいが、一応、駈歩は問題ないということで、見極め自体は省略だった。

5回目で駈歩の見極めをするということは、3回目あるいは4回目では、駈歩練習をするということだから、駈歩がマスターできるかどうかは本人次第であると思うが、やはりお得なコースのように思える。

引続き4級合格に向けて、熱心な指導を受けた。前回と同じお馬さんであったが、何故か(なぜなのかが分からない)、今回は前進気勢があり、リズムよく乗れてとても気持ちが良かった。

インストラクターの指示

  • 手綱が長すぎる。短く持って、馬とのコンタクトをとること。
  • 馬のやる気を判断するのは、手綱のみ。
  • 走りたいという気持ちを、手綱で押さえるくらいで丁度良い(常歩で行きたがるのを押さえるくらいでは、駈歩は維持できない)。
  • 馬の気持ちが大切で、人は駈足の動きに合わせるだけ。
  • 馬とのコンタクトを保つため、手を上下に揺らさず、一定の位置を保つこと。
  • 馬が躓いた時に対応できるよう、肘は、軽く曲げて伸ばさないこと。
  • 鐙を踏むことが大切であり、踵を無理して下げる必要はない。
  • 足首は、お尻の下のラインに位置するようにすること。
  • 軽速歩は、無理やり立つ必要はないので、馬の反動を吸収すること。無理に立つと、馬のリズムが壊れる。

6日目 脚をつかえといわれても

暑さ対策で、どんどんレッスンが進みます。その間、インストラクターからは、矢継ぎ早に、鞍の前で乗ること、手綱を長めにすることなどの指示が出された。

右回りは、首を右に向けて、右脚で外側へ押し出すよう指示がありましたが、全然出来できませんでした。

常歩、軽速歩、駈歩で図形を描きました。

常歩と軽速歩で、図形の接点で一旦停止したのち、再発進するということも行いました。

常歩や軽速歩だったので、何とか出来ましたが、駈歩は、私の技量では無理なことはインストラクターも分かっているので、駈足で一旦停止することは行いませんでした。

駈歩は発進して維持できるようになりつつあるものの、自由にコントロールできるまでにはなっていません。

4級コースの半分が終了してしまいましたが、なかなか上達している気がしません。

正直、もう少し馬に乗ってレッスンを受けたいと思ってしまいますが、自分の体力との兼ね合いを考えると丁度良い具合といった感じです。

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7日目 覚えきれませんというか、出来ません

レッスンの方は、今までと特に変わったことはなく、次の点について、注意を受けた。

  • 手の位置および足の位置を一定に保つこと(手の位置の上下運動が特に目立つ)。
  • 脚は使えているので、舌鼓や鞭に頼らないこと(脚扶助が第一)。
  • 踵を下げるのは、重心を踵に置くためではなく、前傾姿勢にしないということであるので、鐙を踏むことを意識すること(重心を鐙に乗せることができていない)。
  • 駈歩では、腰を随伴させる必要があるが、腰で漕ぐことではない。
  • 駈歩発進の合図を出したら外側の脚は無理に戻さなくてもよい(戻すことでバランスを崩してしまっている)。

夏場の乗馬は非常にきつくふらふらになるので、キュロットなど装備に気を使うところですが、馬を降りたあと、シャワーが使える乗馬クラブがうらやましいと思う1日でした。

8日目 匙加減?力加減が難しい

鐙に乗るという点を意識したレッスンが行われた。

鐙は、地面に対して平行になるように踏む。

つま先に力を入れることで、重心が前傾し、踵に力を入れることで、後傾するが、わずかなタッチで行う必要がある。

鐙がきちんと踏めていれば、お尻は、鞍に座る状態から、軽く触れている感じになる筈とのこと。

駈歩を出すときは、常歩での前進気勢をキープ(力を蓄えさせる)することで、次に大きな指示があることを馬に知ってもらう(意識してもらう)ことがポイントであるとの説明を受ける。

駈歩から常歩に移行する際に、前のめりになっているので、鐙の踏み方を変えることで、前のめりにならない練習を行った。

具体的には、鐙を踏んでいる重心を踵に移動させるのだが、感覚的なものであるので、駈歩から常歩への移行を何度か繰り返し行い、重心移行の幅を少しづつ小さくすることを試みた。

今回のレッスンで、微妙な重心の移動で馬をコントロールすることが習得出来る筈もなかったが、ただ、理想とする乗り方をイメージすることはできたように思えた。

また、これまで、駈足発進の際、インストラクターから、手綱引き過ぎとの注意を受けることが多かったことから、手綱をゆずるようにしていたが、今回は、手綱をゆずっていることを指摘された。手綱を引き過ぎると馬は停止してしまうが、ゆずり過ぎても駈歩がでないので、手綱を引いた状態をキープしなければならないのだが、このバランス感が非常に難しい。

加えて、脚(主扶助)は頑張り過ぎる必要はなく、ダメな時は、鞭(副扶助)を使うようアドバイスを受けた。

今回は、スリーポイント(左右の足、お尻)について、よく理解できたし、微妙な点を意識出来るようにするレッスンで、非常に有意義であった。

9日目 4級が見えてきた

前回レッスンの鐙の踏み方については、すっかり忘れてしまっていた。鐙を踏むことは意識していたが、お尻は軽く鞍に接するくらいの感じで座ることまで気が回らなかった。

今回は、駈歩での巻乗りを中心に練習した。3回トライし2回目までは、不十分で、3回目程度の巻乗りであればギリギリOKということであった。

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巻乗りの場合、目線の目標の設定が難しかったことに加え、巻乗りの開始および終了する場合ポイントとなる地点を通過してから巻乗りを開始し、終わる場合は、ポイントとなる地点より後ろから入っていく必要があるのだが、全くコントロールすることができなかった。大きく円を描くことができないし、綺麗な円を描くなんて、まだまだ先のように思える。

巻乗りの円が小さいが、左右同じに鐙が踏めるようになれば、大きく円を描けるようになるので、心配なくても大丈夫とのことであったが、逆の見方をすると、もっと経験を積み重ねる必要があるということになる。

また、インストラクターからは、鐙を踏んで完全に座らないよう注意されたほか、肘が伸び切って肩に力が入り過ぎとの指摘を受けた。

週1の騎乗では、水前寺清子の三百六十五歩のマーチのように、1歩進んで2歩下がるような状態で、なかなか上達しない。

4級取得後に、楽しんで乗るのか、3級を目指すのか、よく考えなければならないが、気持ち的には、先に進みたいところである。

 

10日目 馬の毛色が覚えきれておらず学科試験が心配だった

乗馬4級コースも10日目を迎え、試験前のレッスン(軽く3歩様の練習)を行ったあと、実技試験。その後、学科試験を受けた。

試験前のレッスンで、指示の地点よりも2~3歩前で、扶助を出すようにアドバイスを受けていたものの、馬との呼吸を合わせることできなかったほか、鐙をうまく踏めていないことが不安であったが、なんとか4級を取得することができた。

乗馬クラブに通っているうちに、インストラクターの反応から、4級のレベルに達していると聞いたわけではないが、感触は悪くなかったし、3級と異なり、経路を走行する訳ではないので、ミスコースして落ちる心配もないと思っていたが、やはり、緊張した。予め、どのような試験をするのか、リサーチが足りなかった。

試験では、A点で、常歩、速歩、駈歩と歩様の変更を行うよう指示を受け、歩様の変更が正しく出来るかチェックしていたようだった。

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学科試験は、全国乗馬倶楽部振興協会のLET’S ENJOY RIDEINGから出題される。

出題範囲は決まっており、落とすことを目的とした試験ではないので、きちんと勉強すれば問題ないが、どうしても、馬の毛色が不安であった。

馬の毛色の定義が、微妙に異なり意図せず間違えやすいのだ。

例えば、馬の毛色には、栗毛、栃栗毛、鹿毛、黒鹿毛、青鹿毛、青毛、葦毛等があるが、栗毛と栃栗毛の定義の違いは、栃栗毛は、鹿毛の定義に、黒味がかったがプラスされているのだが、長い文章で定義されているので、完璧に覚えたという自信が持てなかったのだ。

いまや、毛色の定義などは忘れてしまったが、乗馬するうえでは、全く問題ない。

 

自宅から遠いのが難点であることと、雨天時の馬場状態が悪いことが気になったが、クラブの雰囲気やクラブのお馬さん達にも慣れたので、引続き3級を目指して通うことにした。